2017
05.01

みかみけ嫁の長~い一日。前半

Category: 自転車
富士ヒルまであと1ヶ月ちょい。
そろそろ本気で肉体改造しないと
本気でヤバイんではないだろうか。

そんな不安しかない私にとって、
富士山合宿という画期的な企画が
舞い込んで来た。
気になった方はコチラから。

さて、藁にもすがる想いで
参加することに。

1日目は富士ヒルと同じコースを、
2日目は富士山の周りを100km走る。

今思えば、
富士ヒルコースしか見てなくて、
富士ヒルだけが不安要素で、
1日目だけに焦点があっていた。

それが、あんな悲劇になるとは…
この時の私は想像すらしていなかった。




朝一、最寄駅で回収される。



ゴールデンウィーク突入の日、
天気は良く、渋滞も少なく、
大人の修学旅行のように
それはそれは至れり尽くせり状態で
今夜泊まるホテルに到着。

素晴らしい。



続々と参加者が集まり、
不安と期待が高まる。



私が一番初心者。
そんなことは分かっている。
納車してから一年ちょい。

ただの弱虫ペダルオタクが
ツワモノ集団と一緒に走れるだけでも
有り難いことなのだ。

素晴らしい。



宿から富士スバルライン料金所までの
集団走行だけでも、いっぱいいっぱい。

パワーセーブしないと
絶対に走りきれない。

ゆるゆる坂道をひたすら登る。
大丈夫、勾配はキツくない。

視界がいいから怖くない。
けど、視界がいいから
上り坂が丸見えで心が折れる。



ひたすら軽いギアで踏む。
どこが痛いとか痺れるとか
よく分からない。考えられない。

前を走る人の後輪だけを追う。
離れると心細くなるから
ダンシングで追いつく。

ごめんなさい。
私も前を引きたいのですが、
そんな余裕は微塵もないのです。



まだか?まだなのか?
普段走る峠は、せいぜい5km。
富士ヒルは24km。約5倍だ。

この長さが絶望的に永い。

ちぎれる。
嫌だ。怖い。
でも足がない。

しばらく平坦が続く。
後ろからじゃんじゃん抜かれる。
平坦で加速できるほど残っていない。
気力も、体力も、何もかも。
自分が張りぼてだと感じた。
もうスカスカだ。



最後の上り坂は覚悟していた。
平坦の後の坂は用心しろ、
他の参加者の皆のおかげで
どうにかこうにか五合目到着。



自転車から降りると汗が吹き出た。
強風で寒い、けど汗が止まらない。

感動に浸りたいが、
周りが平気な顔をしているので
この気持ちはどこへ持って行こうか。

まるで、映画館で1人だけ号泣した、
みたいな微妙な空気だった。



下りは、想像を絶するスピードで
あっという間にスタート地点へ戻る。

上れた。
上れたんだ。
富士ヒルもきっと上れる。

1人になったら急に込み上げて来た。
1人になれる場所。
そう、トイレの中で。


後半へ続く。
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